初登園

初登園

初登園を振り返る。

いよいよ末っ子が幼稚園に通っています。
今まで何度「私もいくーーーー」って泣いたことでしょう。

姉さんを見送って、兄さんを見送って。
やっと自分の番。

待ちわびた分、初日から溶け込む溶け込む。

振り返りもせず、なんなら先生から
「ママもう帰って大丈夫」伝えられる。

せめて「またね」って手を振りたかった私。
先生に伝えてもらっても、「私は大丈夫」と一言。

そうですか汗

帰り道。
久しぶりの一人で帰る道。
いつもだったら長くかかるところもすっと通って、あっという間に家に着いた。
身軽とはこのこと。
淋しさもありつつも、やっと!の清々しい気持ちの方が大きかった。

ふと、長女長男たちを保育園に預けた初日のことを思い出した。
長女も長男も育休は1年も取らず、0歳から保育園におせわになった私が初登園を終えて思うのは、3年たっぷり育てた!という自分への納得と本人の意思で幼稚園に入っていくたくましさへの感動。

長女を保育園に預けた時、少なくとも数年間は後悔してた。
自分で育てたかったなぁ。
保育園で泣きじゃくる子を引き剥がされて、涙をふいて心を整理して、職場に走って。

好きな仕事と子育てと両立させるためには仕方ないと何度も言い聞かせたけど、節目節目でその後悔はやってきた。
第二子が生まれ、二度目の育休も長女との時間が増えるわけでもなく。
気がついたらもう小学生。
きっとどこかでまだ娘に申し訳なかったと思っている自分がいるんだろうなと思う。

気づいていたけど、認めてこなかったこの気持ち。
たまにこうして自分の気持ちを認めることで尖った気持ちが少しやわらぐ気もする。

子育てに正解はないし、苦しむこともでない。
でも自分が納得してるって大事だなと思った帰り道。

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