吹奏楽をやってきたものとしては同じ街に佐渡さんがいるなんて、それだけで嬉しかったりするものです。
その佐渡さんがショスタコーヴィチの革命を演奏すると街のポスターで見かけてドキドキしながらチケットを購入。
佐渡さんの音楽が本場で聴ける緊張。
コンサートなんて何年ぶりだろうと色んな緊張が交錯しながらバスで向かいました。
が、やはりここでも一筋縄ではいかないのです。
オーストリア全体では出かけるに当たり、3Gというルールが設けられています。
・Getestet (72時間以内に行ったPCRか抗原検査が陰性であること。)
・Genesen (治癒済み)
・Geimpft (予防注射済み)
なんですが…
72時間ではなくて48時間以内の有効のテスト結果が必要だったり、ウィーンは独自のルールを設けています。
ホールに到着したのはいいものの、コンサートホールのルールは2G、とのこと・・・・
なにそれ。。
要は接種済みであるか、治癒済みかとのこと。
私は接種済み、テスト済みの万全の体制(のつもり)でしたが、Geimpftと認められず入れず・・・
接種済みではあるが、免疫がつくとされる接種後3週間まで3日足りない!!!!!
入り口を前にして、NO!!を突きつけられ
涙をのんで帰宅。
あれは本当につらかった。。
慰めてくれた皆様、ありがとうございました。
そして、執念のリベンジ。
翌週奇跡的に特別公演があるとのことで行ってきました。
やっと、やっと、の思いでいつも以上の感動でした。
指揮者と奏者の呼吸が見えたときの興奮。
音楽が始まる前の緊張感。
ショスタコーヴィチを聞いて思い出すのは中学生時代の思い出と、高校時代の恩師の指揮。
そして、合奏に向かうまでの階段。(なぜ笑
色んな思いがこみ上げた時間でした。
心の洗濯、完了。
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