LECKER

LECKER


何か食べた時の感想はたいてい「おいしい」ですよね。
NICHT SCHLECHT( 悪くないね ) が褒め言葉と言われてもいまだに褒められている気がしない私がいます。

話がそれましたが
おいしい、はドイツ語で LECKERと言います。
とってもおいしい、 は SUPER LECKER あるいは SEHR LECKER。


先日、娘が給食がおいしかったという話をしていて
“Das war URLECKER”と言ったとたん、

「でた!!ウィーンっ子」と頭を主人がかかえて笑っていました。

あたまにUrをつけて”超○○”と表現するのはウィーンっぽさのようです。


ドイツだとひいおばあちゃんのことをUromaといったりしますね。


娘が実家に帰って大分弁をしゃべり始めた時の感覚と同じなのかなぁ。
実家で学校に行き始めて2週間ほどで語尾がだんだん方言になってきた娘。

かけ声をかけるとき

「せえのがさんはい!!」って言い出したときはおっかしくてたまりませんでした。

東京に行く前までは絶対自分も言っていたはずなのにすっかり忘れていた言葉の1つ。
聞いたとたん、なんだかぐーっと身体があたたかくなった気がしました。

言葉ってほんと、力をもっているなと思います。
アイデンティティーと言語をある程度一致させる大切さを感じた瞬間でしたね。


今のところ、彼らの第一言語は日本語ですが、どちらの言葉で物事を考えていくのか・・・


中途半端にはならないようにしたいなと思う今日この頃です。

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